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キャプテン・マーベル感想-能力チート(ネタバレあり)-

今日はもろもろの儀式の中継を見たあと、
キャプテン・マーベルを見ました。

開始10分くらいはつまんないな〜と思っていたのですが、
記憶を辿っていくストーリーは
視聴者に想像させるどきどき感があっていいですね。

ヒューリーってどっかで聞いた名前だなーと思っていたら、
アベンジャーズまとめてる人でしたね。
ていうか、この映画の時代も1989年くらいで、
あー、これがアベンジャーズの1番最初なんだなーと思いました(事前知識ないので……。)

ストーリー的には、味方だとおもっていた人が敵だったり、
敵だったとおもっていた人が味方だったりと、
「そういうのが戦争だよ」
というセリフが個人的に特徴的だったのですが、
なかなか切なく戦争が描かれてるなーと思いました。

立場として敵だったとしても、
その人にも家族や仲間、大切な人はいて、
話してみたら、そうでもなかったってこともありますもんね。

この映画をみていて、ちょっとつっかかった点がいくつかあるのですが、
結果的に協力してくれるウルラル?星人、
弱すぎませんか?
DNAまで擬態できるのは優れてるな〜と思うのですが、
その能力以外が圧倒的にクルー星人に劣っているのが気になりました。
最初主人公が捕らえられたとき、20人くらい素手の彼女にやられてますからね。

あと、キャロル(キャプテン・マーベル)の能力チートすぎませんか?
最終的に彼女が自分を取り戻し、
自分の力(正確にはマー・ベルの発明したパワー)を生かして敵を撃退するのですが、
いくらスーパーヒーローだとしても、
本来は地球人である彼女が完全に無傷で、やれ爆弾を押し返したり、
飛行船などがなんでも操作できたり、
彼女の戦闘力が高すぎて、
まじチート感はんぱなくて、少しさめてしまいました。
いくらパワーを取り込んだとしても……。

最終的に根性論を持ち出してきた昔の上司をパワーで圧倒したところは爽快でしたが。

アベンジャーズに登場するキャラの映画はいくつかみていたのですが、
マー・ベルという女性博士の理想・哲学に基づいた発明から、キャロル(キャプテン・マーベル)が生まれ、
キャロルと出会ったことでヒューリーがアベンジャーズを作る
という流れは意外でした。

というか、この映画では性別をもとにボロクソに非難されるキャロルのシーンがいくつか挟まれているのも象徴的に 感じました。

いわゆるジェンダー的なことがっつり描いてるなーと。
アベンジャーズそのものは女性が少ないイメージなのですが、
きっかけや最初の人物が女性というのは、
ポリティカルコレクトネスではないですが、
ちゃんとしてるなーと。

アベンジャーズだと
アイアンマン VS キャプテン・アメリカの対立が主軸に感じていますが、
アベンジャーズ発足のきっかけになるこの作品も見ておくべきだな〜と思いました。

おわり