ののろぐ

自分の為のブログ

職業用ミシン / ロックミシン 購入 - JUKI SL-700EX / MO-3000

コロナ禍により手を出してみた洋裁ですが、
こりゃすっかり私の生涯の趣味になりそうだ、と東京の家にもミシンを設置することを決めました
(実家にロックミシンと職業用ミシンあり。
東京の家でミシンを踏めないことがストレスになっている自分に気がついてびっくり)

ミシン業界?もその他業界と同じく、値上げが行われており、
去年の夏には10%くらい希望小売価格が上がったりしていました。
ミシンそのものの値段が安ければ、金額的にはそこまで痛くないですが、
自分が気になっていたミシンは20万円くらいだったので、結果として数万円の値上げとなりました。
だいぶ厳しい……。

世の中的に値下がりするような未来が見えないし、
そこそこのお値段だからとりあえず職業用ミシンだけ買おうかなあ……と思っていたのですが、
どうやらJUKI(というミシンメーカーのうちの1つ)のパーツが今年も値上げされるらしいというのが発表?され、だったらもう早めに買っちゃうしかないのかもなあと思いました。
(また数万円規模で値上げされちゃうんならその前に買っとこの精神。きっと他のメーカーとかも値上げの流れになるだろうし)

実家で使っていたロックミシンは約30年前の機種で、
職業用ミシンは去年の夏に購入したJUKIのTL-30でした。(職業用ミシンを買うまでは2〜3万円くらいの家庭用ミシン)

去年職業用ミシンを買うにあたり、ミシンやさんで相談してみたり、インターネットで色々探していたので、
なんとなく職業用ミシンの販売事情はわかっていたし、実際に届いた職業用ミシンを使っていたので、
職業用ミシンのよさは実感していました。

(閑話休題。田舎の実店舗でミシンを買う難しさたるや……。
そもそも職業用ミシンを置いてる店がほぼない&お店に置いているミシンの種類が少ない&置いてあるミシンの販売価格が都内のお店よりもだいぶいいお値段。
そのため、若干冒険的にネットで職業用ミシンを購入しました)

ネットで買える職業用ミシンって、機種が限られてるんですよね。
JUKIだと、職業用ミシンの安い?下のモデル?だけネット購入が可能で、
それ以上の機種だとネット販売が基本的にされてない(というか価格が公開されていない)んですよね。

JUKIのTL-30であれこれ制作してみて、当然ながら家庭用ミシンより何百倍もいいのですが、
今回せっかく新しくミシン環境を構築するのならば、革とかニットに強いミシンが欲しいな〜の気持ちが強くなりました。

とはいえ、それは最上位機種になるので、ネット購入するならば、
購入価格を知るには、各店舗にメールなり電話なりでお問い合わせをする必要がありました。

そして、私は洋裁関連に明るい友人や知り合いがいるわけでもなく、
洋裁関連の学校に行っていたりもしていないので、ミシンについても、ミシンやさんについても
全く知識がない。

とりあえず、近所のミシンやさんで相談してみたり、
インターネットを検索して、欲しい機種(JUKIのSL-700EX)を取り扱い&販売しているお店に上から順に電話orメールで問い合わせしました。

お問い合わせしてみたら、職業用ミシンは文字通り専門的なミシンだから、
ミシンそのものを取りにこれる距離の人にしか売らないと言われたり、
あと⚪︎台までだったら⚪︎⚪︎円で売れるよ、と言われたり、
家電量販店的なものが存在せず、あくまで個々のチェーン店ないし個人店次第で、
なんでこんなめんどくさい販売スタイルなんや……、と思いました。
(家庭用ミシンは別。あくまで職業用ミシンに限った話)

価格については色んな価格を提示されましたが、最高値と最低値は約6万円くらいの違いがありました。
(JUKIのSL-700EXの2023/07現在の希望小売価格は217,800円)

職業用ミシンは何十年も使うものなので、価格だけじゃなくてアフターサービスや
お店の人の知識なども含めて複合的?に検討しました。

1店舗だけ、電話では値段が伝えられないからお店にきて欲しいというお店があり、
正直めんどくさいな……と思ったのですが、結果的にはその店舗でミシンを2台購入することになりました。

電話口だけでも、このお店は商売っけのない親切なお店だな〜と感じるお店もありましたが、
購入を決めたお店は、商品に対する知識のみならず縫製関連の知識もとても豊富だったし、
アフターサービスが信用できたのでお願いしました。

インターネットとかYoutubeとかでミシンを調べると、よく出てくるフレーズに「自動糸切りがあるからこの機種がおすすめ」というものがあります。
私はその機能そのもののメリットが全くわかっていませんでした。
1台目の職業用ミシンとして購入したJUKIのTL-30にも自動糸切り機能がありません。
私はいわゆる「鳥の巣」という糸が絡むのが嫌で、自動糸切り機能がないものを購入したのですが(自動糸切り機能を使うことが絶対にない)、「自動糸切り機能」がどういう時に使われて、などといった解説をしているブログやYoutubeなどを私は目にしたことがありませんでした。
(アフィリエイトとかだと、販売価格が高いミシンの方が利益が出るしね。ちなみにこの機能がつくとミシンの値段は2〜3万円高くなります。)

でも、「自動糸切り」自体はこういう場面では使うことがあり、こういう場面では不要である、と説明してくださり、ああ、ここで買おう、と決めました。

お店自体が自宅からはちょっと遠かったのと、値上げを気にするのもあれだし、と一緒にロックミシンも購入することにしました。
ロックミシンについてはbaby lockさんのSakuraという機種が人気なんだろうな〜とは感じていました。
ただ、30年前のロックミシンを使用している身としては、この機種サイズデカすぎない??と思っていました。
とはいえ、ロックミシンは最近の機種もしくは上位機種になればなるほどサイズが大きくなっていくのはしょうがないっぽい感じだったので、置き場所はなんとか作り出す(テーブル購入)としても、値段がなあ……と思っていました。(希望小売価格は250,800円)

お店の人におすすめのロックミシンを聞き、お店で実物を拝見し、あれこれ考えた結果、
JUKIさんのMO-3000という機種を買うことにしました。
これは2023/01に発売されたばかりの最新機種かつメーカーの位置付けとしては最上位機種だったので、
正直買うことはないだろうなとうっすら思っていたのですが(新しい機種かつ液晶画面が付いているので故障を懸念)
まさかの結末でした。

職業用ミシンとロックミシンをセットで買うと5%割引するよ、と言っていたお店もありましたが、
購入したお店はその割引はありませんでした。

でも、希望小売価格ってなんで存在するんだろうなあと思わせてくれるような比較的安価で販売してくださいました。

(ネット購入できないミシンって、希望小売価格しかネット上で表示されないので、
その値段を見て、ずーっと手が届かないなあと思っていたのですが、実際の販売価額はそこまでではないのであれば、
もう少し低く希望小売価格を設定したらいいのでは?とちょっと思ったり。
色々値上げの世の中なので幅を持たせて設定されているのかもしれないですが、
これならもうちょっと購入のハードルを下げられるのではないかとも思ったり。
まあ、洋裁をやる人口は減る一方だし、始めるハードルが金銭的にも家のスペース的にも高いな、というのは思っている。

今回は結果的に安価で販売してくださるお店と出会えてたからそう思えてるけど、お店によっては10〜20万円くらい高い金額になってそう)


家が狭いのでどこで裁断するんだとか、どこに糸だの生地だのしまうんだ、とか、
そもそもミシン台ないけどどうしようとか、ミシン2台置くスペースどうしようとか、
色々と考えないといけないことはありますが、とりあえずは届いてから色々考えようかなーと思っています。

ミシンの到着楽しみだなあ。