ののろぐ

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アクアマン(2018)みました

アクアマンを見終わりました。
プライムビデオだとこれです↓

アクアマン(字幕版)

アクアマン(字幕版)

普段はマーベル系の作品を見ようとしているのでDC系の作品は疎いです。
このブログではネタバレあり。

映画公開前のCMで、人間とアトランティスの人とのハーフの子(つまりアクアマン)が、水族館で魚たちと意思疎通し、同級生?たちをおどろかせているシーンが印象的だったので、てっきり子供時代のシーンが多いのかなと思っていたのですが、子供時代のシーンはわずかで、ほとんど大人時代のアクアマンのシーンばかりでした。
(最近潜水艦ものの映画をみたばかりだったので、潜水艦での戦闘シーンはなんかうれしかったです)

内容としては、ハーフであるアクアマンが、地上と海界隈とでの戦争を防ぐために、王の覇王になろうとする物語。
その最中で自分のアイデンティティだったり大事なものを見つけていく、という話しだと思います。

アクアマンを見た感想は、まず、すっごいお金かかってるなあ……ですね。
ほぼほぼ水の中でのシーンになるので、水中にいるように見えるように加工がされている、という点と、なにより水中の都を表現するための世界観がすばらしかったです。
監督のインタビュー映像でもおっしゃっておられてましたが、水中ということで、照明は何でつくられているのか、や、都の構造などなど、細かい部分まで念入りに考えつくされており、またそれを表現するためのセットだったり美術にむちゃくちゃお金かかってるなと思いました。
かかっている金額が全てではないと思いますが、都のビジュアルだったり、水中の表現が綺麗なので、それだけでもこの映画を見る価値があると思いました。

ストーリー的にはアクアマンは女王の息子になるので、
血族ものというか、ハーフの子が2つの世界の間に立ってなんとかしていくものは多いので、よくある設定だなーと思いました。兄と弟の権力争いになるあたりも。

ただ、ストーリーにちょっともやっとするのは、
大団円すぎるような気がします。
続編を作る気配のあるエンディングで、アクアマンを憎む人間が実は生き残っていた、という描写はまあわかるのですが、アクアマン関係者が全員生き残り、アクアマンが海の覇王になりました、死んだはずの母親が実は生きていました、という結末が、なんだか出来すぎているように感じてしまいました。(ひねくれすぎ……?)

もちろんフィクションなのでリアルにする必要はないのですが、最近見た映画はがんがん仲間が死んでいくものが多かったので綺麗すぎる、という印象になってしまいました。

ですが映像も綺麗でしたし、大団円は置いておくにしても王道のストーリーでしたし、もし続編が公開されることになったらぜひとも映画館でみたいと思いました。
大きいスクリーンの方が、映像の美しさが際立ちそうです。