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バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生の感想 - キーワードの唐突さ(ネタバレ有)

金曜ロードショーでやっていたので、見てみました。
スーパーマンは初代映画を見たことがあり、
バットマンバットマン ビギンズのみ見たことがあります。


評判のいいダークナイトはまだ見てません。

今回のバットマンVSスーパーマンを見た感想は、
なんやこれまじつまんねえな です(失礼)

序盤は敵に対立させられているバットマンとスーパーマン。この時点で興ざめ。
いやいや、スーパーマン(広い意味で)なんだから、もう少し賢くあってくれ……と思ってしまいました。
敵の思惑通りだと、思わないのかな……。

そして敵に拉致されるスーパーマンの母マーサ。
スーパーマンの彼女はほぼ無傷な上に、
スーパーマンに対して母親を拉致していることなどをがんがんばらしていくレックス(敵)。
ネタバラしすぎじゃない……?

拉致されている母を救うため、
バットマンとスーパーマンが戦うことになるのですが、
お互いに聞く耳もなく、ひたすら戦闘。
スーパーマンがピンチな時に、母マーサを助けてくれ、とバットマンに懇願するスーパーマン
なぜ自分(バットマン)の母親の名前を知っているのかと驚くバットマン
なんやこの脚本。

映画は最終局面を迎え、クリプトン星の敵を倒すために、
協力するバットマンとスーパーマンワンダーウーマン
3人が協力し、敵を痛めつけ、
スーパーマンの彼女が捨てた槍(スーパーマン - クリプトン星のもの- が苦手な鉱石がついている)を拾おうとして、彼女が溺れたところをスーパーマンが助け、鉱石によりスーパーマンが傷つきながらも「これは僕の世界だから」と、敵に槍を突き刺すスーパーマン。そして敵とともにスーパーマンも亡くなり、お葬式のシーンでEnd

この映画は全体的にもりあげようとしていろんな要素をだした結果、拾い切れず、うまく膨らませられなかった印象があります。

とくに思うことが、この記事のタイトルにもしているのですが、キーワードが唐突すぎる、です。
バットマンに送られている手紙?には「お前が母を殺した」だのなんの書かれています。そして、その後に登場してくるバットマンの母マーサ。
スーパーマンの母と同じ名前、ということでバットマンは自分とは違ってスーパーマンの母を殺すまい、と思うわけですが。。。

一番ひっかかるのは、敵レックスが復活させたクリプトン星の怪物はスーパーマンの出身星?と同じで、ぼくの世界だから、と敵を倒そうとする部分。
この映画にちょいちょい「僕の世界」的なワードが出てきたはずですが、いかんせん印象に薄い。なんでスーパーマンがそんなにその価値観?を大事にしているのかいまいち掴めなかったですし(シリーズを追いかけている方には分かるのかもですが)、
そもそもこの映画においてそういう「僕の世界」についての表現もあまりないように感じ(敵と戦うのは僕であり、彼女は巻き込まないでほしいというところもあるのでしょうが)、
「母」しかり「僕の世界」しかり、この映画のキーワードにしたいんだろうなと思うのですが、視聴者としてはどうしても唐突な感じがして、全く馴染めなかったです。。。

この映画の展開もどうせバットマンとスーパーマンが協力するんだろうな、と思っていたら協力しましたし、
続編もあるからスーパーマン死んでないんだろうな、と思ったら実は生きてる風な映像で終わりましたし、おもしろくなかったです。
この映画の映像もちょいちょいお金かかってないんだろうと見受けられるシーンがあったので、もしかしたら予算とかの関係もあるのかもしれませんが、見る時間がもったいなかったと少し思っています。